脱!公務員ブログ

元地方公務員(市役所職員)のSEが、自身の体験を元に公務員の実態や役立つ知識や経験談、IT関連の技術的な情報、美味しいお店の情報、趣味(野球、音楽、ゲーム、麻雀)に関すること、私自身の波乱に満ちた人生経験について発信します。記事を読んだ後は少し知識が増えて、笑顔になれる(ネタ要素満載)、そんなブログですので是非お立ち寄り下さい♪

【勉強前に一読の価値あり!】10万人が難関資格試験を突破した受かる勉強33のルール

本記事は、私が最近読んだ「10万人が難関資格試験を突破した受かる勉強33のルール」という本について紹介します。

これから受験を控えている学生さんや、資格取得を目指して勉強しようと思っている方には特におすすめです!

本のタイトル

「10万人が難関資格試験を突破した受かる勉強33のルール」

難関資格受験予備校を設立した山田浩司さんの著書です。

自身の豊富な指導実績から培われた試験合格者の共通項や、学習方法について読みやすくまとめられています。

私が本を読んだ理由

私は職業柄資格取得に向けて勉強することが多く、もっと良い学習方法は無いものかと考えていました。

また、私は熱しやすく冷めやすい性格のため、その気質により勉強のモチベーションも頻繁に乱高下し、時になかなか勉強する意欲が湧かず時間を無為に過ごしてしまうことも多々ありました。

そんな中タイトルに目を惹かれてこの本を手に取ったところ、冒頭箇所を少し読み進めてみると非常に読みやすい構成でした。精神面についても記載されていたため、自分のためになりそうだと思い、最後まで読んでみることにしました。

本の構成と解説

デザインは赤を基調にしており、すっきりとしていて読みやすいです。

構成は全6章立てとなっております。

それぞれの章について解説します。

第1章

受験の合格者に共通している事項について解説されています。

親の学歴や収入額と子供の成績との相関性が語られている場面では、「与えられた環境の優劣より自身の意欲と努力が最重要である」という著者の想いが伝わってきて共感できました。

第2章

学習用ツールについて解説されています。

キーボードでタイピングするより手書きが記憶に定着しやすいことや、分厚いテキストではなく薄くまとまりの良い本を選び繰り返し読むなど、具体的な手法が書かれています。

筆者も資格取得勉強用の書籍を選ぶ時は、ついつい分厚い本を選びがちなのですが、山田先生によるとそれは愚策なようです・・・

本にも書かれていますが、筆者も分厚い本だと読む気が失せることが多々あるので、精神的な面でもよくないそうです。

第3章

環境や生活習慣の重要性が解説されています。

学習時にはローズマリーやペパーミントの香りが記憶力を高めてくれるそうです!

アロマを焚くという観点は全く無かったので、今度試してみようかなと思いました。

音楽についても触れられていますが勉強する時に適している曲は、

×歌詞あり 〇歌詞無し

のようです。

実感としても歌詞ありの普通の曲だと、つい聞き入ってしまい気が削がれることが多いです。

筆者もクラシックやジャズ、映画・ドラマ・ゲームのサントラを聞きながら勉強することが多いです。これなら勉強の邪魔にならないですし、自分の好きな音楽がBGMになっているため机に向かう意欲も上がります♪

下のリンクは、私のお気に入り作業BGMを紹介している記事です!

 

www.withdrawal-civilservice.com

 

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第4章

この章では精神面について解説されています。

周囲の人間に資格取得を宣言したり、目標達成後のポジティブイメージを持つなど、モチベーションを保つための手法が書かれています。

学習動機がネガティブイメージ(やらなければならない)だと、短期的には力を発揮できるかもしれませんが、長期的にはガス欠してしまいますし、何より楽しくないので長続きしないですよね。

目標達成後に何が起きるか、何が得られるかをイメージし、自分にとってより良い未来を目指すということは、高モチベーションを保つうえで非常に有用だと思います!

第5章

この章では、覚えたことを長期記憶として定着させる手法について解説されています。

  • インプットだけでなく、テストなどによるアウトプットが重要
  • 「なぜ〇〇なのか?」と他人と問答する
  • 一夜漬けではなく勉強時間は分散させる

上記のような実践的なテクニックが書かれています。

特に勉強時間を分散させた方がいい理由が、印象深かったです。

短期集中学習により得た記憶は忘却しやすく、適度に間隔をあけて学習した記憶は長期記憶として定着しやすいとのことでした。

私も気分が乗った時に1日にまとめて時間を取って勉強することが多かったので、毎日短時間でも継続・反復する方法にシフトしてみようと思いました!

第6章

この章は試験で得点力を上げるための手法が解説されています。

・自分でテストを作って解く

・2つ以上の科目や単元を並行して解く

・適度に間隔をあけて同じ問題を繰り返し解く

前章でも語られていた分散学習の手法がこちらでも書かれていました。

短期間にまとめて学習するより、間隔をあける・反復するということが特に重要であるということです。

特に印象に残った箇所

最後のルール「とにかく努力!やれば必ずできる!」です。

見出しだけみるとただの根性論かと思いましたが、著者の背景を理解すると感じ方が変わりました。

山田先生の生い立ちは経済的にあまり恵まれていない家庭で育ったらしく、銭湯に3日に1回しか行けないほどの生活水準だったそうです。

その状況から這い上がるために、「お腹いっぱい食べたい」の一心で努力を重ね、今の地位を勝ち取ったそうです。

個人的な話になりますが、私も裕福な家庭で生まれたわけではありませんし、幼少期は家庭環境もあまり良いとはいえない状況でした・・・

今思えば、自己肯定感の高い人間では無かったです。

そんな私が勉強を始めた理由は、知識を増やしスキルアップすることで、今より強い自分になりたい、誰かに依存することなく自立した人生を送りたいという考えだったこともあり、山田先生の言葉には強く共感を覚えました!

勉強することで得られるメリットですが、目に見えるもの(高年収・責任あるポジションへの出世)だけではなく、得た経験により自分の自信となって幸福感が高まることが一番の利点だと思います!

まとめ

精神面での考え方から具体的な学習法まで、網羅的に解説されていますので読んで損はない一冊です!

この本を読んだおかげで、筆者も日々の学習法がブラッシュアップされ、無事に資格試験に合格することが出来ました。

下の記事で資格合格に関する内容をお話ししています!

 

www.withdrawal-civilservice.com

 

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ここまでお読みいただきありがとうございました。

この本に興味を持った方は、下のリンクから購入できます。