なりたい自分を描いている。
映画の主人公やミュージシャンに憧れ、真似しようとする。
でも、現実の自分はなんと情けないものか。
・他人の言葉に一喜一憂
・自分の言葉に、誤解を恐れ
・溢れだす過剰な自意識
・崇高だと思われた理念も結局、正体は性的衝動
理想の自分であれば気にも留めないような、ちっぽけな穴に足を取られ、自己嫌悪に捕らわれた、なんと醜い姿。
主人公のように、「世界を救いたい」とか「あの娘を救い出す」とかの類の悩みであれば格好がつくことだろう。
でも、俺が悩んでいるのは「嫌われたらどうしよう」とか「あの娘、誰かと楽しそうに話していたな」とかそんなもん。
今日は週末、朝は清々しかった心の中にも、夜には淀んだ水が溜まっている。
テレビの前に寝そべっているだけ、まったく起こらんやる気、脱力感、空白の脳。
これらの原因は、すべて些細なことから生じる情けない不安と自己嫌悪のヘドロ。
部屋の中でヘドロにまみれている状態。
でも大丈夫。
俺は知っている。
このヘドロが可燃性であることを。
火さえ着ければ、状況はたちまち一変する。
この部屋は一瞬にして業火に包まれる。
激しい衝動、高揚感、活性化する脳内細胞
書くこと、描くこと、弾くこと、撮ること、創ること、作ること、
火のつけ方は人それぞれ。
生ごみ同然の「情けない不安」も「自己嫌悪」も燃やしてしまえば、狂熱になる。
さあ、今宵も私の部屋とあなたの部屋にヘドロが溜まってきた。
あとは、火を着けるだけ。
この感じ、なにかに似ている。
静寂ではあるが、何かが底でうごめいている感覚。
そう、「開戦前夜のあの感じ」
※本記事は、INFJ(提唱者)ブロガーのhanmanが、何もせずに終わった週末の夜に、ZAZEN BOYSの楽曲を聴きながら書きました。
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