本記事は、JUSTOFFICE5で印刷実行時にアプリケーションが強制終了して印刷できないときの原因と対処法について書いた記事です。
MSのOFFICEと違ってあまり情報が多くないため、JUST OFFICEユーザーのために記事を作成しました。
事象の概要
JUSTOFFICE5(JUST Note,JUST Calc)でファイル印刷すると、アプリケーションエラーが発生してアプリケーションが強制終了し、印刷できない状況となる
事象発生時の画面
下記はJUSTNOTEのエラー発生時の画面です。
印刷をしようとすると、まず下記のエラー画面になります。
そして「動作を停止しました」という無情なメッセージとともに、アプリケーションが強制終了します・・・
残念ながらJUSTCalcでも同じ感じ。
原因と対処法
原因
- 既定のプリンタが設定されていないため
移動プロファイルの環境で、ユーザーが所属するセキュリティグループにより出力できるプリンタを制御していた場合、ユーザーのセキュリティグループを変更したことがトリガーとなるケースが多いです。
セキュリティグループ変更前は問題なかったものの、セキュリティグループ変更後にもともと既定を設定していたプリンタから出力できない状態になると、本事象が発生してしまいます。
対処法
既定のプリンタを設定することで、本事象は解消します。
Windowsの「設定」→「デバイス」→「プリンターとスキャナー」から、既定のプリンタを設定することができます。
まとめ
JUSTOFFICE5で印刷時にアプリケーションが強制終了する場合は、既定のプリンタを設定すれば解消します。
あまり情報の多くないJUSTOFFICEですが、同様の事象に見舞われた方は本記事を参考に対応してくださいね。
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