本記事は、なかなか発生しない役満とレア役について、自身があがった、または同卓者が上がったのを見た回数など、役ごとに出現率を振り返る記事です。
私は麻雀歴20年程度で、今は引退していますが天鳳で5,000半荘程度対局し、鳳凰卓での対局経験もあります。最高段位8段ですが、だいたい6段~7段をうろうろしていました。
フリー雀荘での成績は、一般的なチェーン店ですが月間の平均順位2.28~2.41程度です。(場代高いのであまりプラスにはなりませんが、手出し無しで遊んでるぐらいの成績と捉えてください。)
麻雀好きの方は自身の経験と見比べてみてください。
それでは経験談も交えてお話ししていきます!
役満
なかなかお目にかかれない役満について、役ごとにお話ししていきます。
国士無双(コクシムソウ)
比較的出現率が高めということもあり、私自身5回はあがった記憶があります。
同卓者が上がったのを10回は見ましたし、うち3回は放銃してしまいました。
放銃のうち、1回は5巡目に字牌整理の捨て牌で国士を振ってしまったのは苦い思い出です・・・
私は配牌時に10種10牌以上、またはダントツラスの8種のときしか国士は狙わないので、他の人より上がっている回数が少ないのかなと思います。
2,000半荘に1回しか上がってないとすると、平均の出現率よりははるかに低いですし。
基本どうもならない時にヤケクソでやる手だと思ってるので、あがってもそんなに嬉しくないなって感じです。
大三元(ダイサンゲン)
こちらも役満御三家の一つ。
大三元は7回はあがった記憶があります。
だいたい2副露で役が確定するか、もしくは最後の一牌をなんとか自力でツモ上がりするかという状況でした。
2副露するとよほど卓のレベルが低くない限り、残りの牌を絞られてしまいますので、1メンツは暗刻でないと上がれないイメージのある役です。
私は割と妥協する打ち筋なので、大三元の可能性が0になっていなくても、小三元で受けてあがっちゃう派です。
四暗刻(スーアンコウ)
こちらも役満御三家の一つ。
チートイやってたらうっかり暗刻が出来上がり、それなら四暗刻狙うか!ってなるのは麻雀あるあるだと思います。
テンパったのは数十回ぐらいあるのですが、あがれたのは3回ほどしかないです。
この回数の少なさは、基本縦の手役が好きじゃない(受けが狭くて確率低いから)ので、あんまり狙わないのも影響しているかなと。
1回だけ四暗刻単騎をテンパったことがありますが、残念ながら流局してしまいました・・・(リーチ者がいたので危険牌の5萬で待って、オナテンで終了)
字一色(ツーイーソー)
私は字一色は2回ほどあがったことがあります。(うち一回はチートイ形)
字一色はやってるのがバレバレの役なので、鳴けても2副露までで、結構自力で持ってこないとあがれないイメージです。
大三元や四喜和と複合しやすいとは良く言われますが、わたしはこのダブル役満形にはなったことがないです。
字一色は、配牌で10枚字牌あるぐらいの状況だったら狙ってもいいと思います。
四喜和(スーシーホウ)
これもなかなかあがるのが難しい役ですが、私は小四喜を1回だけあがったことがあります。
小四喜ならいけるぐらいのチャンス配牌が来ますが、大四喜は別格です。
たいがい序盤で河に捨てられて早々に大四喜の夢がついえるのがほとんどなので、風牌の対子がたくさんあるなど、チャンス時は河に風牌が出たら速効で鳴きましょう!
清老頭(チンロウトウ)
これもかなり難易度が高い役満ですが、私は1回だけあがったことがあります。
3副露して清老頭やってるのがバレバレな状態で、シャンポン待ちであとはツモるだけ!とツモに期待していたところ、なぜか同卓者が当たり牌を切ってくれてロンあがりで成立しました。(相手がなんで危険牌切ったのかはいまだにわかりません)
卓のレベルが高かったら、なかなか副露させてくれないのであがるのはとても難しい役です。
緑一色(リューイーソー)
「オールグリーン」とも呼ばれる緑一色。
私は一回もあがったことがありませんし、同卓者があがったのも見たことがありません。
私の麻雀仲間でも一人だけ1回あがったことがあるぐらいで、相当レアな役満です。
というか緑一色自体が意識の外にある役(普通にチンイツかホンイツやっちゃう)なので、狙える手牌だったとしても見逃してそう。
緑一色を狙ってても、赤五索持ってきてチンイツに移行しそうな自分がいます。
九連宝燈(チューレンポウトウ)
出たら死ぬと言われているほどあがるのが難しい役満です。
私もこの記事を書いている(生きている)ということで、お察しの通りあがったことはないです。
私の麻雀仲間でもあがったことのある人はいないですし、形が難しすぎて無理ゲーです。(面前で一萬と九萬暗刻かつタンヤオ牌の萬子を一枚ずつ揃えるとか正気の沙汰じゃない)
私は過去に一回だけテンパイしたことがありますが、九連が成立しないあがり牌(単なるチンイツ形)をツモってしまい何とも言えない気持ちになりました。(打点高いからいいけど)
四槓子(スーカンツ)
これは都市伝説レベルです。(こんなのあがれるわけない)
四槓子は一説によると天和より確率が低いらしく、役満の中で最もレア役だそうな。
たいがい2つぐらいカンしたところで、ドラ表示が増えたことを他家が喜んでリーチしてきて追い詰められるのが関の山なので、一生あがることはないだろうなと思っています。
地和(チーホウ)
私は地和は一回だけネット麻雀であがったことがあります。
配牌見て、平和形で普通にテンパってるなーと思って眺めてたら、一萬でツモってしまい、なんだか同卓者に申し訳ない気持ちになりました。(ラッキーパンチなので)
単純に子の回数の方が多いことを考えると、天和の3倍ぐらいの出現率だと思われます。(それでもかなり珍しい役ではありますが)
天和(テンホウ)
これも都市伝説だと思っています。(あがったことない)
麻雀漫画のタイトルにもなるぐらいの役ですが、親のとき限定かつ配牌であがらないといけないので、あがったら超ラッキーです!(親の16,000オールなので、その半荘は勝ち確ですね)
レア役
ここからは役満ではないものの、役満並みに発生しないレア役についてお話しします。
三色同刻(サンショクドウコウ)
2翻役ですが、実際かなりレアだと思います。
実戦上2回しか上がったことないですし、同卓でも1回ぐらいしか見たことないです。
副露してもOKなので狙えるっちゃ狙えるんですが、あまり意識してない役ですし、チャンスに気付かないでスルーしてるケースも多そうです。
二盃口(リャンペーコウ)
テンパイまではいくことはまあまあありますが、あがったことは3回しかないです。
確定形(カンチャンorペンチャン待ち)で待てれば良いですが、平和形になることも多々ありますので、テンパイできても一盃口止まりで終わることが多いです。
3翻役ですが、難しいのでもう一つ高くてもいいんじゃない?と個人的には思っています。
三槓子(サンカンツ)
四槓子ほどではないですが、これも都市伝説級の珍しさだと思います。
私は一回もあがったことも見たこともありません。
難しすぎるので二翻役じゃなくて、四翻ぐらいの役に格上げしたらいいんじゃないかと個人的に思っています。
槍槓(チャンカン)
他家が加カンしたとき限定の役なので、かなりのレア役です。
何回も狙えるチャンスはありましたが、加カン自体が結構レアですし、その牌で待たなきゃならない時点で待ちが悪いので、一回もあがったことはないです。
相手に槍槓やられたら、打点が大したことなくてもブルーな気持ちになりそう・・・
まとめ
麻雀ジャンキーが役満とレア役の出現率について振り返る記事でした。
もし四槓子とか天和あがった方がいらっしゃいましたら、ぜひコメント欄で教えてください!(私は一生あがれないと思ってます)
ここまでお読みいただきありがとうございました!
★参考記事 麻雀の考察記事リンク