この記事では、私が公務員時代に出会ったモラハラ上司の数々の悪行や奇行について、実際にあったエピソードをお話しします!
思考や行動原理が自己中心的かつ精神的にも未熟な人間がとった行動の記録となりますので、胸糞が悪くなるような非人道的行為から、面白おかしく楽しめるネタ成分強めの行為まで様々なエピソードがあります。
私にとっては不快な組織を抜け出すための転職を決意させてくれた人間なので、ほんのりと感謝の気持ちも込めつつ、事実をありのままに語っていきます♪
それでは奇想天外なモラハラ上司の奇行・悪行について、じっくりとご覧ください。
- Oー1グランプリ開催
- 謎の貼り紙
- 意識高い系アピール
- 仕事中に麻雀の成績をエクセルに入力してる
- カイゼン、してますか?
- 月1で誰得な自分通信発信してくる
- 気に入らない職員を左遷部署に送る
- 謙虚になれ!!
- トップダウンだが、責任は取らない
- カイゼン意見を募集するも、絶対に手は動かさない
- 部下が一斉退職
- あとがき
Oー1グランプリ開催
見出しを見て、なんだこれ?と思ったあなたは正常な感性の持ち主です。
何を思ったのか、月に1度の課内打ち合わせで課長という立場を利用したモラハラ上司は、このように言いました。
モラ「オレはお菓子が食べたい!週ごとにお菓子当番を決めて、自腹で1,000円分お菓子を買ってくることにしよう!」
モラ「そして誰が買ってきたお菓子が一番おいしかったか、投票してナンバー1を決めよう!O-1(オーワン)グランプリ開催だ!!」
職員一同「( ゚Д゚)」
はた迷惑な血迷った発言を勤務時間中、しかも課内打ち合わせで発言する、そこにはしびれもしないしあこがれもしない職員たちの間で珍妙な空気感が流れました・・・
後日何とか課長補佐がモラハラ上司を説得して話を無かったことにしてくれたので、職員一同は九死に一生を得たのでした。(補佐ありがとう・・・)
面白いと思ってやろうとしたのかどうかはわかりませんが、その致命的なセンスの無さを50歳近くまで保持してきた、その奇跡を目の当たりにした私は、
こいつは本物のキチガイだ!
と心の中で思いました。
謎の貼り紙
課長として異動してきた1週間後に、何も言わずに執務室内にこんな貼り紙が貼ってありました。
課の名称がICTなんちゃら課になった直後の出来事です。
私含め職員たちは、
「なんぞこれ??(;・∀・)」
みたいな空気になってましたが、誰も口に出さないしあえて触らないようにしているその空気感は、今までの人生で味わったことのない何とも言えないものでした。
他部署の職員もこの張り紙を目撃するたびに、
「あれは何なん?」
「なんか気持ち悪い」
「イミフ」
このような感想を漏らしていました・・・
モラハラ上司が勝手に貼ってから、何の説明もないまま時は過ぎていきました。
私はこの鳥肌が立つ張り紙の意味を無理やり見出そうとしたところ、このような見解になりました。
「いいから仕事しろ」
意識高い系アピール
まずはこの画像を見てください。
おかしな点にお気づきになりましたでしょうか。
これは本のタイトルや内容が問題なのではありません。
通常は本の背表紙は、自分側に向けるものですよね?
ですが、モラハラ上司はあえて逆向きに本を置き、
「オレこんな本読んでるんだぜ?色々考えてて立派な職員だろ?」
と言わんばかりに自己顕示欲を抑えきれずに、他者にアピールを行っているのです。
このような奇行を行うモラを見て、私は確信しました。
「こいつは絶対この本読んでない」
仕事中に麻雀の成績をエクセルに入力してる
モラハラ上司の趣味は麻雀で、仲間内で成績をつけて集計することに強い執着心があり、全職員がアクセス可能な共有フォルダ内に堂々と麻雀の成績管理エクセルを保存し運用していました。
(ほんと仕事しない・・・)
ちなみに、麻雀中の態度は自分に負けが込んでくると牌を叩きつけたり、他人のあがりにケチをつけるなどと幼稚な精神性丸出しのものだったようです。
腐った人間性が垣間見えるエピソードですね。
カイゼン、してますか?
いつ見ても鳥肌が立つセリフです。
グループウェアの本人の名前のところに一言コメントを表示させる機能があるのですが、常にこの表示がされていました。
この後に詳細は語りますが、このモラハラ上司は耳障りの良いことを言ってるだけで、一切自分の手は動かさない、私が最も軽蔑するタイプの人種でした。
カイゼン(笑)が必要なのは、お前の頭の中ry
月1で誰得な自分通信発信してくる
月1で、モラハラ上司の有難いお話がまとめられたA4両面の課内通信が、職員全員に強制配布されます。
見るに堪えない自己満足が満載の香ばしい内容で、
「私が思うこと 最近職場のやり取りを見ていて思うのが、うんたらかんたら・・・」
「皆さんはラストエリクサー症候群という言葉を知っていますか?これはうんたらかんたら・・・」
「守破離という言葉を知っていますか?これは基本をまずマスターしてからうんたらかんたら・・・」
このようにネットで拾ってきた情報そのまま貼ってるな~という感じのものもあり、全員リアクションに困り最初の方は、
「あいつ頭おかしくない?」
みたいな妙な盛り上がりを見せていましたが、後半は死んだ魚の目をして受け取る職員ばかりでした。(私は毎回そっと裏紙置き場に貰った自分通信を置いていました)
そして私はこの通信に対してこのような見解を持ちました。
「いいから仕事しろ」
気に入らない職員を左遷部署に送る
ここからは笑いではなく、胸糞エピソードが続きます。
このモラハラ上司が異動になる前に、係長職でとても優秀で誠実な方が私の上司だったのですが、モラハラ上司が別な課にいるときに、本質的に効果のない無駄かつ破綻した提案ばかり私の上司に要求してくることが多々ありました。
その上司は正しい意見を元にモラハラ上司の奇行を食い止めていたのですが、それがモラのモラハラメーターを上昇させてしまったようで、左遷部署である生活保護部署にその係長を異動させました。
代わりに係長として異動してきたのは、IT知識が無いモラハラ上司の言うことを素直に聞く人間です。
そして、異動させた係長のことを馬鹿にする発言を公然と行っていました。(こういう汚れ仕事はあいつにやってもらうか~のような発言)
私は被害にあった左遷させられた係長のことを強く信頼していたため、モラハラ上司に激しい憎しみを持ちました。
どんな手を使ってでも、こいつだけは地獄に落としてやると心に誓った瞬間でした。
謙虚になれ!!
これは実際に私が個人面談で言われたセリフです。
月1でモラハラ上司と強制的に個人面談するシステムが構築されてしまい、全員微妙な空気で面談に臨んでいた状況でした。
他の職員にも面談内容を聞いてみましたが、
「彼女いるの?」「彼氏はいるの?」
みたいな仕事に全く関係のない話ばかり聞いてくるみたいで、気持ち悪かったです。
そしてモラはIT知識が全くなく、意味不明な提案や各課職員が執務効率が低下する指示を度々行ってくるため、私はやんわりと、
私「こうしたらこうなるからこっちの方がいいですよ😄(この無能が)」
と建前全開で対応していたのですが、自分の言うことを聞き入れない人間が気に入らないという幼稚な人間性のため、
モラ「君は意見が多すぎるんだよね~!もっと謙虚になれ!!」
と言いながら、ネット上の誰が書いたかわからない謙虚な人の特徴5選という謎のページを印刷したものを渡されました。
私は内心、
「謙虚になった方がいいのはお前だろ?ギャグなのか?(笑)」
と思いながら、とりあえず受け取ることに。
その後、それを大量にコピーし、モラにこんなの渡された~とネタとして他の職員に配り歩いてみました。
後で考えましたが、これパワハラなんですよね・・・
そして他の職員に私のことをこう話していたようです。
モラ「あいつがいるから職場がまわらないんだ!あいつがネックで進められない仕事は無いか?」
耳を疑いましたが、私を貶めるために手段は選ばないのだなと思いました。
これを私は、私に対する挑戦と受け取りました。
トップダウンだが、責任は取らない
わけのわからない指示を部下に出し、部下がその指示に従った結果、問題が起きても自分は無関係を装っていました。
業務知識が無いので、最適な指示を出せないのですが、どうも自覚が無いようです。
あまつさえは自分はそんな指示を出していないと言い出す始末。
私が人生で出会った中で、上司として最低の人間性だと思っています。
カイゼン意見を募集するも、絶対に手は動かさない
モラ「皆の意見で職場を良くしよう!」
のような耳障りの良い意見募集を全職員に行い、意見は集めるものの、それを実現させる行動は一切取ることはありません。
各課の職員がこんなことやりたいんだけどという相談をモラにしても、
モラ「それは各課の判断に任せる(キリッ」
モラ「それは各課の仕事だろう(ドヤァ」
悪い意味で公務員節全開のモラは、責任回避能力が非常に高く、自分の仕事を増やさないことに関しては定評があります。
このように耳障りの良い言葉を発しているだけで協力することはありませんし、自分の手は動かしません。
形式上いいことをやっている感が大事で、本質的に業務改善を行うことは一ミリも考えていません。
心底軽蔑する人間です。
部下が一斉退職
お話ししたような悪逆非道な行動、奇行を繰り返したモラを目の当たりにした私は、ついに退職を決意します。
転職活動を行い、内定を取った私は、正月明けの頭の働いてないであろうタイミングを見計らって、モラを呼び出し退職願を突きつけました。
するとモラは驚愕した表情で私を見つめます。
そしてこのように発言しました。
モラ「どうしてやめるんだ?職場が嫌になったのか?」
私「そんなことないですよ!新しい環境で自分がどこまでできるのか挑戦したいだけです!」
と、私は心にもないテンプレ回答をしました。
モラにしつこくどこに転職するのか聞かれましたが、教えられないときっぱり断りました。
そして私は、モラがとった数々の奇行や悪行を、退職前に数十名の交流のあった職員にお話しし、できる限り拡散してもらうように頼んでおきました。
それから数週間が経過し、私の最終出勤日前に、なぜか再度面談を行いたいと申し出るモラ。
個室に私を連れ込むと、こう話しました。
モラ「退職する人間には本来必要ないんだけど、君の人事評価こうだから」
と、よくも悪くもない評価がされた紙を渡してきました。
そこには私のことがこう書かれていました。
「自分の意見が常に正しいと思っており、他の職員ともうまくいっておらず・・・」
こいつは何がしたいんや?と私は内心思っていると、モラはこう語りました。
モラ「君がいないと寂しくなるね」
目的不明の偽りの発言をしたモラに対し、私はついに本性(ENTJ的な意味合いで)を露わにせずにはいられませんでした。
私「良かったじゃないですか!邪魔者がいなくなって(ニッコリ)」
硬直した表情のモラ。私は更に畳みかけます。
私「〇〇係長もあなたが追い出したんですよね?これであなたがやりたいように仕事ができますね!」
私「自分の言うこと聞く人しかいなくなって、最高の環境じゃないですか(笑)」
モラは想定外だったようで驚いた表情のまま、何も言いません。
煮え切らない態度に更にヒートアップした私はこう言いました。
私「こんな年下にここまで言われて何も言い返せないんですね。情けない」
それでもモラは応答せず、言葉につまっています。
私はこの瞬間、モラのことを所詮組織の上司という立場が無ければ、真正面から男同士の喧嘩もできない弱い人間なのだと理解した私は、その場を後にしました。
そして退職日が近づいてくると、私が信頼していた元上司(左遷させられた係長)も私と同じタイミングで退職するとわかりました。
元上司はとても優秀な方だったので、新しい職場でもきっと能力を発揮しているはずです。
そして、私の隣の席の同僚も、
「嫌気がさしたから退職します」
と、まさかの同タイミングの退職をカミングアウト。
極めつけは、モラハラ上司の指示に大人しく従っていた係長も退職すると私に伝えてきました。
なぜ退職するのか質問したところ、こうお話ししてくれました。
「あの上司の元で働いていると、何のための仕事なのか、何が正しいのかわからなくて虚しくなる」
「それならば、自分が好きな動物と触れ合える牧場で働きたい」
と、自分が本当にやりたいことをする人生を選択したことについて、理由も含めてお話ししてくれました。
それを聞いた私は、自分の道を見つけた係長に対して喜ばしい気持ちになりましたし、同時に私以外の人間もモラによって相当な苦痛を感じていたんだなと改めて気づきました。
こうしてモラは自身が課長に就任した1年目で、複数の部下が同時に退職することになり、上層部から複数名が退職したことに関して事情聴取を受けたようです。
あとがき
煮え湯を飲まされた相手でしたので、熱のこもった記事になってしまいました・・・
もし本記事の内容について、面白かった!またはこんな酷い上司いるんだな~と思ってくださいましたら、お願いがあります。
お話のネタとしてで結構ですので、本記事をご友人やご家族の方にもご覧になっていただけないでしょうか。
一人でも多くの方に世の中にはこのような人間がいることを知ってもらい、立場を利用した卑怯な人間から身を守ることの大切さを学んでもらうのが、私の心からの望みです。
また、本記事を読んで、
「ためになった!」
「こいつなかなか面白いな!」
と思っていただけましたら、是非是非私のTwitterアカウントのフォローをお願いします!(笑えるネタ、ためになる情報を定期発信しています♪)
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ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。