脱!公務員ブログ

Sier企業に勤めている元公務員SEが、自身の体験を元に公務員の実態や転職の経験談、現職の仕事関係の情報などを発信していきます。

基本情報技術者試験に一発合格する勉強方法と予備知識

こんにちは♪

 

筆者が以前受験して一発合格した「基本情報技術者試験」について、試験の概要と勉強方法についてお話しします。

 

これから資格取得を考えている方は、是非参考にして下さい!

 

 

 試験概要

午前試験と午後試験に分かれています。

 

回答は選択式で試験時間は150分です。

 

午前試験は各出題範囲の理解度を問う内容の問題が80問となっています。

 

午後試験は11の大設問があり、うち5つの設問(一部設問を選択できる)に回答する形式です。

 

概ね正答率が60%以上が合格ラインとなっております。

 

↓試験の申し込み方法や日程の詳細情報は、IPAのホームページから確認できます

www.jitec.ipa.go.jp

 

※近年の受験方式はコロナ対策の一環で、CBT形式でテストセンターで受験するようになっています。従来は試験日が決められていましたが、任意の日程で受験できるのが便利です♪

 出題範囲と出題傾向

下記のようにITに関する基礎知識を問う問題が幅広く出題されます。

 

コンピュータの構成要素(ハードウェア、ソフトウェア)

ハードウェアはCPUの動作原理や、メモリ、入出力装置や記憶装置などに関係する内容が出題されます。クロック周波数の計算方法や、キャッシュメモリによる実効アクセス時間の計算方法は良く出題されるので重点的に学習した方がよいです。

 

入出力インターフェースや、プリンタやディスプレイなどのそれぞれの特徴もよく覚えておいた方がよいでしょう。

 

ソフトウェアはOSの動作原理や、ファイル管理、画像や動画などの形式に関する内容が出題されます。

 

CPUとI/O処理の関係からCPUの遊休時間を計算する問題や、ページング方式の理解度を問う問題が頻出しています。

 

基礎理論

進数(2、8、10、16)やビット計算、論理演算や確率・統計といった数学的な内容です。

基数変換や論理演算の出題率は非常に高いため、重点的に学習することをお勧めします。

 

また、近年の技術動向からAIの学習方式に関する内容も出題される可能性が高いため、マークしておいた方がよいでしょう。

 

アルゴリズムとプログラミング

初学者が躓きやすい難関かつ重要項目です

アルゴリズムの理解度、データ構造(配列、リスト、キュー、スタック、木構造)、データのソート方式に関する内容が出題されます。

 

このアルゴリズムですが、午後問題にも必須設問で出題されます。

記述されているアルゴリズムの変数を、処理毎にトレースできるレベルまで練度を上げておくとよいです。

 

そのレベルに達していないと、午後問題のアルゴリズム関係の配点が高くなっているため、試験突破確率は下がってしまうことになります・・・

 

システム構成

システムの稼働方式や、冗長構成、信頼性の評価や稼働率について出題されます。

 

特にシステムの稼働率計算(直列・並列、MTBFMTTR)は高頻度で出題されているため、確実に理解を深めておきましょう。

 

データベース関係

データベースに関する基礎知識、トランザクションの仕組みやSQL文などが出題されます。

 

データの正規化やE-R図、SQL文の実行結果などが高頻度で出題されているようです。

 

ネットワーク関係

通信の伝送方式、OSI基本参照モデルTCP/IPプロトコルに関係する内容が出題されます。

 

OSI基本参照モデルの各層に応じた通信内容やそれに対応する機器、サブネットマスクに応じてネットワークアドレスを計算するものや、ホストとして利用できるアドレス数を問う設問がよく出題されるため、理解を深めておいてください。

 

セキュリティ関係

午後問題で必須設問となっていることもあり、重要度は高いです。

 

情報セキュリティの管理方法、セキュリティを高めるための製品や仕組み、マルウェアの種類やそれに応じた対策法、サイバー攻撃や暗号化の方式について出題されます。

 

特にマルウェアサイバー攻撃の種類に応じた対処方法は出題頻度が高いため、重点的に学習しましょう。

 

また、筆者も苦手な部分なのですがSSLの暗号化関連もほぼ出題されますので、理解を深めておきましょう。(公開鍵方式と共通鍵方式がごちゃ混ぜになるんですよね・・・)

 

システム開発(マネジメント関係)

要件定義やシステム調達、開発や工程管理の方式に関する内容が幅広く出題されます。

 

こちらは単純に記憶問題ですし、アルゴリズムやデータベースと違って覚えればよいだけです。

 

出題数もそれなりにあるため、午前問題の確実な得点源となるので、試験対策の観点で重点的に取り組むことをお勧めします。(午後も選択式ですが、この関係の設問があります。)

 

ストラテジ関係

サービス形態や、経営戦略、財務や労働基準法に関係する内容が出題されます。

 

こちらも前述のマネジメント関係同様に、記憶問題のため得点源として重点的に取り組むことをお勧めします。

 

勉強方法

筆者は参考書一冊と過去問題集一冊を購入し、勉強しました。

 

筆者が使った参考書はこちらです。

 

「栢木先生の基本情報技術者教室」

 

こちらの参考書ですが、初心者でもイメージしやすいように、可愛いイラストを交えて各分野を解説しています。

 

文字だらけのテキストではなく、図やイメージ像がところどころにあり、良いアクセントとなっています。

 

飽きっぽい筆者でも、最後まで読み進めることができました♪

 

そしてかわいいネコがいたるところに描かれているので、ネコ好きには特にお勧めです♪(筆者も無類のネコ好きです(笑))

 

こちらの参考書を2周読了した後、↓の過去問題集で理解度を深めました。

 

 

令和3年度上期の模試と、過去3回分の過去問題が記載されています。

 

また、スマホQRコード読み取りで、重要用語集と15回分の過去問題集をダウンロードすることができる点も魅力的です♪

 

筆者はこちらの問題集を利用して、午前と午後ともに85%以上の正答率となるまで問題をひたすら解きました。

 

学習時間ですが、参考書の読み込みに20時間、問題集に10時間の計30時間程度を費やしました。

 

※筆者はある程度各分野の基礎知識を持っている状態で学習を始めたため、未経験の方はこの倍の学習時間は見込んだ方がよいです。

 

受験後の感想

参考に筆者のスコアレポートを記載します。

 

【午前】

午前試験結果

 

【午後】

午後試験結果

 

午前はかなり時間が余ったため、全問題を見直ししても60分程度余裕がありました。

 

午後はアルゴリズムの設問で変数の理解とトレースに時間を要してしまい、10分程度しか時間が余りませんでした。(本番ということもあり、少し焦る気持ちがあったように思います・・・)

 

午後は問1が必須、問2~5から2つ選択、問6が必須、問7~11から1つ選択する形式となっていました。

 

問2~5は自分の得意分野を選択するとよいです。

問7~11は特定の言語から一つを選択する形式となっているため、事前にどれを選択するか決めた上で、あらかじめその言語を習熟しておきましょう。

 

 

まとめ

基本情報技術者試験の勉強方法や出題範囲についてお話ししましたが、いかがだったでしょうか。

 

合格率は約20%前後のようですが、これは試験を受けに来なかった人も含まれているため、実際に試験を受けた人に絞るともう少し割合は上がると思います。

 

根気強く学習すれば必ず取得できる資格ですので、これからIT分野での活躍を目指す方は、登竜門として挑戦することをお勧めします♪

 

ここまでお読みいただきありがとうございました!

 

 ↓LinuC Level1も最近取得したので、資格取得を考えている方は参考にして下さい♪

www.withdrawal-civilservice.com